(株)ビーティフィック(本社大阪府大阪市 中西博文社長)は先ごろ開催された、NPO法人 日本臨床抗老化医学会(JSCAM) 第10回認定医講習会で、企業プレゼンテーションを行った。「日本製エレクトロポレーションマシンによるノンニードル・メソセラピーの理論と施術及び有用性調査報告」と題し、開発・発売元である同社 教育部部長の小寺敏恵氏が発表、参加者をモデルにデモ実演も行われた。
美顔、痩身など従来のエレクトロポレーションによる施術を行う「イーポレーションR・プロフェッショナル」に加え、同社では発毛専用の「イーポレーションR・グロース・プロフェッショナル」による頭皮、毛根部位への施術も初めて公開。注入剤として、発毛因子FGF‐7をダイレクトに毛母細胞に導入するヘアグロースセラピーは、参加したドクターから大きな注目を浴びた。
プレゼンテーションでは、小寺氏が同装置の特徴、利便性をスライドで解説。「装置のコンパクト性と施術部位に応じてプローブを各種揃えたことが特徴で、例えば目元はペンタイプ、ボディは9ポイントプローブと、用途によって最大限注入剤の導入効率をあげている」と述べた。
提携医療機関である、大手町パーククリニックでは、10名の女性(30~60代)に5週間に渡り治験も実施されている。1週間に2回の割合で施術を試み、治験開始前・終了後のデータを測定。その結果美顔系、痩身系で共にその有用性を確認した。
また、日本臨床抗老化医学会(JSCAM)の指定医療機関である医療法人白寿会・ハートフルクリニック(平良茂院長) においても、「イーポレーションR・プロフェッショナル」を取り入れた治験を特定検診の指導プログラムに向け「メディカル・ダイエット・サポート」と題し実施しており、同装置の有用性を確認しているという。
同社では今後、海外製品の1/3~1/4というリーズナブルな価格設定、実績に裏打ちされたサロン技術者の立場を考慮した使い勝手のよさに加え、医療機関等での十分なエビデンスと治験結果を背景に持つ「イーポレーションR・シリーズ」と豊富な専用導入液のバリエーションにより、従来のエステ市場はもとより、メディカル分野への拡大を目指していきたい、としている。
なお、同社のエレクトロポレーション理論は、日本では初となる【薬物投与装置及び薬物投与方法】並びに、世界初となる【育毛剤導入装置及び育毛剤導入方法】として既に2種を特許出願済である。
日本臨床抗老化医学会で、エレクトロポレーション理論を発表
株式会社ビーティフィック
2008.10.23 13:39
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