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BEATIFIC CORPORATION ビーティフィックコーポレーション

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トレチノイン療法に匹敵する肝斑排泄作用を持つアンチエイジングクリーム発売

トレチノイン療法に匹敵する肝斑排泄作用を持つアンチエイジングクリーム発売

株式会社ビーティフィック
2009.10.27 14:00



(株)ビーティフィック(大阪市/中西博文社長)はこのほど、フコキサンチン(レチノイド様作用天然成分)とミトラカーパススケーバー(ハイドロキノン天然誘導体)を配合した、高級トータルスーパーアンチエイジングクリーム「EGFXブライトクリーム」を発売した。

同製品は、天然由来植物抽出エキスの組み合わせにより、化粧品でありながらトレチノイン療法に匹敵する副作用の無い、かんぱん等の色素沈着排泄効果を実現。さらに、上皮細胞成長因子であるEGF(ヒトオリゴペプチドー1)を配合することで、美白・シワ抑制効果はもちろんのこと、肌のトータルスーパーアンチエイジングを可能とするという。

フコキサンチンは褐藻類にごく微量含まれるカロチノイドの一種であり、嫌気的条件下においても他のカロチノイド以上に強い抗酸化作用を示すことから、各分野で広く研究されている。スキンケア分野においては、近年の研究の結果、レチノイン酸の代替成分として、かんぱん・老人性色素斑・雀卵斑等の表皮性色素沈着の排泄や、シワ・タルミ等の改善に有効であり、アンチエイジング効果はレチノイン酸と同様ありながら、紅斑や刺激性副作用の心配が全く無い事が明らかになっている。

また、フコキサンチンのシワ抑制効果については、京都大学大学院 農学研究科 教授 平田 孝(農学博士)、准教授 菅原達也(農学博士)らによって特許公開されており、同社はそのライセンスを京都大学より受けている。

ミトラカーパススケーバーは、アフリカの植物ミトラカーパ(Mitracarpe)より抽出された成分で、西アフリカのベニンの伝承薬学では、抗菌性によって皮膚病や真菌症を治すといわれている。また、ミトラカーパの葉は‘Harounoside’というハイドロキノン誘導体を含み、元来、肌の褐色のシミや退色の治療に用いられている。

近年、美容整形や皮膚科で行われているアンチエイジング療法として、「トレチノイン療法」がある。同療法は、メラニン色素を排泄する作用をもつトレチノインと、メラニン色素の生成を抑制する作用をもつハイドロキノンを配合したクリームで治療する医療行為である。トレチノインは医薬品であるため、医師免許を有しない者がこれを扱うことはできない。

また、トレチノイン・ハイドロキノンは共に皮膚炎症をおこす副作用が認められている。このため、ハイドロキノンは化粧品原料として登録はあるものの、一般的な美容には用いられていない。

EGFXブライトクリームは、これらのトレチノイン療法の有する問題点を解決するという。

この天然由来植物抽出エキスの組み合わせは、メラニン色素の排泄作用と生成抑制作用を副作用なく安全に誰もが行なえることを可能としたもので、それぞれ単体で美肌効果があることは確認されていたが、適量を組み合わせ使用するトレチノイン療法の代替法としては注目されていなかった。

さらに、同製品にはEGF(ヒトオリゴペプチド-1)が配合されている。同成分は上皮細胞成長因子のことであり、53個のアミノ酸で形成されたタンパク質の一種で、皮膚表面の受容体と結びつくことによって、新しい細胞の成長を促進する要素となる。アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士らによってその存在が明らかとなり、その発見は1986年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

その後、紫外線などの有害物質から肌を守る皮膚の健康維持に重要な役割を果たしていることや、怪我等をしたときに傷ついた皮膚を修復したり、火傷等の裂傷における皮膚の再生医療で着目された。

EGFは、加齢にともない体内での産生が減少するため皮膚の再生能力が低下し、皮膚の老化現象が起こると考えられている。同製品に含まれるEGFが肌に補給されることで減少したEGFを補い、高いアンチエイジング効果を期待することができる。

同社では既に、同製品の治験が実施され、その有意な美白・シワ抑制効果を確認済みであるという。

なお、フコキサンチンとミトラカーパススケーバーを含有した組成物は【美肌用組成物】として、同社と株式会社バイオリンク販売(本社/大阪市 辻大作社長)により既に共同で特許出願がされている。

EGFXブライトクリーム(30g)の税別価格は、3万円。


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